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2005/05/31

C言語を教えていて思ったこと(アルゴリズムと関数マスター)

nosaさんのように、、、

ぽよ~んネタを書いてしまいましたので、またまたC言語ネタです。(プログラム言語に関係のない共通でいえることですが)

最近、数名の方と私がこの業界に入った頃の入門書を見て、この入門書を解ける人はいるだろうかと話をしました。
恐らく、PHPやJavaでできると言われている半数方は解けないでしょう。というのが、予想です。

その入門書自体に意味がないのか?10年ほど前に比べてプログラマーのレベルが落ちたのか?

10年ほど前と現在の環境の違いは、
1.マシンスペックが高くなった。
  ⇒処理速度を意識しなくても少々負荷の高いプログラムを作ることに気を使わない傾向にある。
2.高スペックマシンの低価格化。
  ⇒高スペックと低スペックの区別をせずに、マシンスペックを意識しないプログラムを作る傾向にある。
3.インターネット、書籍などから簡単に多くの情報を入手できるようになった。
  ⇒プログラムを理解していなくても、とりあえず動くプログラムはだれでもできるようになった。
4.PHPやPerlなどのスクリプト言語(インタープリター言語)の普及。
  ⇒プログラム制作、テスト、本番運用実行のメリハリがなくなってきた。
5.関数、クラスなどの開発支援モジュールの増加。
  ⇒アルゴリズム構築能力より、関数知識が重視されるようになった。

10年ほど前に比べると、
開発環境はぐんとアップし、転職や学習などのエンジニアになる敷居も低くなり人口も増加、しかし、業界では高級エンジニア不足は10年ほど前よりひどくなっている感じがしています。

一昔前は、とにかくエンジニア不足。最近は、プログラマーがいても、プロジェクトを進められないなどのような、PM、PL、SCなど高級エンジニアが不足していて、プロジェクトを開始できない話がとても多く感じます。

プロジェクトの失敗やシステムのミスなどになると、高級エンジニアの問題というより、経営者の問題がほとんどだと思います。
しかし、経営者が重なる問題を経験して意識、常識を理解するまでに高級エンジニア不足を解消しないかぎり、ツールを使えるエンジニアだけでは、汎用的なプログラム、メンテナンス性のいいプログラム、堅牢性の高いプログラムなど質の高いシステムができない状況は続くのか。

で、どうすれば高級エンジニアを育てればいいのか?

こんな話をよく聞きます。Javaプログラマーは質の悪い人が多く、それをプログラマーの問題ではなくJava言語のせい。
恐らく、Javaプログラマーの多くは所謂、アルゴリズムを組めるプログラマーではなく、関数マスターのようなツールプログラマーでは無理があるだけだと思います。

低級言語かJavaなどで、標準関数や標準クラスでは実現できないアルゴリズム構築能力向上をはかる必要があるかと。

これをすると、想像できるのは、できると思われたプログラマーの化けの皮がはがれる。
しかし、今までできると言われたプログラマーはこんなプログラムは実務では必要ないと言い訳をするだろう。

そこで、言い訳をせずにできたプログラマーが、いざというときに結果を残してくれるプログラマーだということがわかり、将来、高級エンジニアになる可能性があるエンジニアとして素質を見つけれることにもなるのかな?

C言語に関する書籍

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コメント

健次さん、コメントありがとうございます。

システム障害やセキュリティ関連のニュースが途切れないのは、最終的にはエンジニアの社会的地位低下に繋がるようで心配です。

投稿: shioaji | 2005/06/13 13:36

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050531/161850/
に通ずるところがありますね。
あまり実力がないのに、ちょっと知識があるだけでできると勘違いしている技術者の多いこと
あなたのようなまともな技術者が減ってきている現状に将来のシステム業界に懸念を抱いている一人です。
システムに関する障害が増えているのは、勘違いしている技術者が増えている結果です。
まだまだ増えるでしょう。
お互いまともな技術者でいましょう。

投稿: 健次 | 2005/06/12 13:10

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